須磨に出会い系のイメージはない。海水浴場と水族館と離宮公園。家族連れか学生が来る街だ。
須磨区は神戸市の西側に位置する。JR須磨駅を降りると目の前が海だ。須磨海岸は夏になれば若者で賑わうが、それ以外の季節は静かなものだ。山陽電車の須磨寺駅周辺には古い商店街があり、月見山にはマンションと戸建てが並んでいる。派手な街ではない。垂水ほど郊外感は強くなく、長田ほど下町でもない。中途半端な立ち位置の住宅街だ。
僕は神戸市在住の50代バツイチ。三宮を中心にPCMAXで4年以上活動してきた。須磨は地元の延長線上にある。車で20分。電車でも30分かからない。近すぎて逆に検索していなかったエリアだった。灯台下暗しとは、まさにこのことだ。
この記事は、須磨で26歳の飲食店フリーターと出会った話だ。独身、1人暮らし。大学を中退してからずっと飲食のバイトを転々としている。年齢差17歳。これまで出会ってきた主婦や社会人とは根本的に「人生のフェーズ」が違う相手だった。50代のバツイチが20代のフリーターとどう出会い、何が起きたか。そのリアルを書く。
- PCMAXで須磨の26歳フリーターを見つけた経緯
- 年齢差17歳の女に送った最初のメッセージ
- 夜の須磨で会ったフリーターの第一印象
- 須磨浦公園の夜景から車の中までのリアル
- 20代フリーターと出会うために50代男が知っておくべきこと
PCMAXで須磨の26歳飲食店フリーターを見つけた経緯
- 地元の須磨を検索しなかった理由と検索した理由
- 須磨のプロフには「夜型」の女が多かった
- 26歳フリーターのプロフに書いてあった「暇すぎて死にそう」の本音
地元の須磨を検索しなかった理由と検索した理由
4年間、三宮から姫路、御影、西宮、垂水、明石、加古川、尼崎、宝塚、伊丹、川西、三田と回ってきて、ふと気づいた。須磨を一度も検索していない。長田も兵庫区もやっていない。地元すぎて眼中になかった。
地元を検索しない理由はシンプルだ。知り合いにバレるリスクがある。須磨に住んでいる知人は少ないが、ゼロではない。でも冷静に考えたら、須磨区の人口は15万人以上いる。PCMAXのユーザーが仮に100人いたとして、知人と被る確率は限りなく低い。この当たり前の計算を、4年間やっていなかった。
PCMAXで「須磨区」を検索した。ヒット数は三宮の半分以下だが、垂水よりは多かった。年齢層に特徴があった。30代後半から40代の主婦層と、20代の若い女に二極化している。中間の30代前半が少ない。30代前半は働き盛りか子育ての真っ最中で、出会い系に来る余裕がない。20代と40代は、理由こそ違えど「時間がある」という共通点で出会い系に流れてきている。
須磨のプロフには「夜型」の女が多かった
須磨のプロフを見て回って気づいたのは、ログイン時間が夜中から深夜に偏っていることだった。三田の教師や垂水の主婦は昼間にログインしている。須磨は逆だ。深夜0時から3時にアクティブな女が多い。
理由は明白だった。須磨の20代は飲食店勤務が多い。居酒屋、ファミレス、ラーメン屋。須磨駅前や板宿の商店街で夜遅くまで働いている。仕事が終わるのが23時過ぎ。帰宅して風呂に入って、スマホを開くのが深夜1時。川西の介護職も深夜にログインしていたが、あちらは夜勤の仮眠中だった。須磨のフリーターは仕事終わりの帰宅後だ。「明日は何もない」という安心感の中でスマホを弄っている。
この「夜型」の女は返信が早い。深夜にスマホを見ている時間が長いから、メッセージを送ればリアルタイムで返ってくることが多い。三田の教師は返信に3日かかった。須磨のフリーターは5分で返してくる。このスピード感の違いは、年齢と職業のダブルの影響だ。
26歳フリーターのプロフに書いてあった「暇すぎて死にそう」の本音
深夜1時にPCMAXを開いて、須磨区で検索した。オンライン中の女が5人いた。その中に26歳の女がいた。プロフの写真は3枚。金髪のボブヘア。ネイルをした指でピースしている自撮り。カフェのパンケーキの写真。猫の写真。
自己紹介は短かった。「須磨に住んでるフリーターです。飲食のバイトしてます。休みの日は暇すぎて死にそうです。話し相手ほしいです。年上の人の方が落ち着くので好きです。気軽にメッセージください」。宝塚の専業主婦のプロフとも、三田の教師のプロフとも全然違う。カジュアルで飾り気がない。「暇すぎて死にそう」と書くセンスが、この世代だ。
注目したのは「年上の人の方が落ち着くので好きです」の一文だった。20代のフリーターが年上を好むパターンは2つある。1つは、同年代の男がチャラくて疲れた。もう1つは、自分に自信がなくて同年代の男と対等に付き合えない。後から聞いた話では、彼女は後者だった。大学を中退して、バイトを転々として、同年代の友達は就職して結婚している。自分だけ取り残されている感覚。同年代の男には「フリーター」を馬鹿にされる。年上の男なら、フリーターであることを責めない。そう思っている。
25歳年下のフリーターに50代が送った最初のメッセージ
- 年齢を隠すか正直に出すかの判断
- 5分で返ってきた返信のテンションに戸惑った
- LINEに移行して見えた「この女の日常」
年齢を隠すか正直に出すかの判断
26歳差だ。川西の27歳は24歳差だったが、その時は「バツイチ同士」という共通点があった。今回は共通点がない。僕は50代のバツイチ会社員。相手は26歳のフリーター。住む世界が違いすぎる。
年齢を隠すか迷った。プロフには50代と書いてある。隠してもバレる。だったら正直に行く方が潔い。「年上の人が好き」と書いてある以上、50代を理由にブロックされる確率は低い。メッセージを作った。「はじめまして。50代のおっさんです。年上好きって書いてあったので思い切ってメッセージしてみました。須磨に住んでるんですね。僕も神戸です。暇な時にでも話しませんか」。
ポイントは「50代のおっさんです」と自虐的に書いたことだ。年齢差がある時に「自分は年上だが中身は若い」みたいなアピールをすると痛い。逆に「おっさんですが」と開き直ると、相手は気が楽になる。自分の弱点を自分で先に出す。営業の基本だが、出会い系でも同じだ。
5分で返ってきた返信のテンションに戸惑った
メッセージを送ったのが深夜1時15分。返信が来たのは1時20分。5分だ。三田の教師の3日とは比較にならない。深夜にスマホを見ている女の返信速度は異次元だ。
「メッセージありがとうございます! 50代なんですね。全然おっさんじゃないですよ笑 神戸なら近いですね! 話しましょう!」。ビックリマークが3つ。「笑」が1つ。宝塚の女のメッセージとは文明が違う。三田の教師の丁寧語とも別の言語に見えた。でもこれが26歳のコミュニケーションだ。テンションの高さを文字で表現する。
正直、戸惑った。これまでの女は全員、最初のメッセージでは距離を置いた文面を送ってきた。この女はいきなり距離が近い。警戒心がないのか、人懐っこいのか。後でわかったが、両方だった。飲食店で働いている人間は、初対面の客と毎日話す。コミュニケーションのハードルが低い。「知らない男とメッセージをする」行為に、大した抵抗がない。教師や介護士や専業主婦とは、対人スキルの回路が違う。
LINEに移行して見えた「この女の日常」
3通目で「LINE交換しません?」と聞いてきたのは彼女の方だった。早い。普通は5通か10通やり取りしてからだ。LINEを交換した。アイコンはプリクラの写真だった。友達と2人で映っている。
LINEに移行すると、メッセージの頻度が一気に上がった。彼女は暇な時間が多い。飲食のバイトはシフト制で、週4日。残りの3日はほぼ何もしていない。Netflix、YouTube、SNS。1人暮らしのワンルームで過ごしている。友達はいるが、みんな仕事が忙しくて頻繁には会えない。LINEの返信が早いのは、暇だからだ。「今日もバイト終わったー。疲れた」「明日休みだけど何もすることない」「お腹空いたけど作るのめんどい」。日常の実況中継が送られてくる。
3日間のLINEで見えたのは、この女が「暇だけど寂しくはない」タイプではなく「暇で寂しい」タイプだということだった。実家は神戸市北区。両親は健在だが、大学を中退した時に揉めて、今はほとんど連絡を取っていない。兄弟はいない。彼氏は1年半いない。友達は月に2回くらいしか会えない。飲食店の同僚との関係は仕事上のものだけだ。26歳で社会的な繋がりが極端に少ない。だから出会い系で「話し相手がほしい」と書いている。宝塚の44歳も川西の27歳も同じ言葉を使ったが、この女の「話し相手がほしい」は最も軽くて最も切実だった。
須磨海岸沿いの居酒屋で初めて会った夜
- 「夜しか空いてない」フリーターとの待ち合わせ
- 金髪ボブの26歳は写真よりも小さかった
- 3杯目のハイボールで出てきた「大学中退の本当の理由」
「夜しか空いてない」フリーターとの待ち合わせ
「いつ会える?」と聞いたら、「夜しか空いてない」と返ってきた。昼間はバイト。夜の9時以降なら空いている。これまでの主婦層とは真逆だ。垂水の専業主婦も三田の教師も、昼間に動いて夕方には帰る。この女は夜に動く。
須磨駅前で夜9時に待ち合わせた。彼女のバイト先は板宿の居酒屋だが、この日は休みだった。駅前に着くと、海からの風が吹いていた。夏の名残がある9月の夜だった。須磨海岸の方から波の音が微かに聞こえる。三宮の繁華街とは空気が違う。塩の匂いがする街だ。
彼女は改札から出てきた。金髪のボブヘアが街灯の下で光っていた。写真通りの髪色だ。黒いキャミソールにデニムのショートパンツ。サンダル。華奢な体だ。身長は155センチくらいだろう。近づいてきて「あ、こんばんはー」と言った。声が明るい。飲食店の「いらっしゃいませ」の声と同じトーンだ。初対面の男にこのテンションで話しかけられるのは、接客業のスキルだ。
金髪ボブの26歳は写真よりも小さかった
須磨駅近くの居酒屋に入った。チェーン店だ。彼女は「ここ、前バイトしてたとこです笑」と言った。元バイト先の居酒屋に客として来ている。フリーターの世界は狭い。
席に着いて改めて見た。写真より小柄だった。腕が細い。手首にミサンガが巻いてある。爪にはセルフネイルのピンクが塗ってある。プロのネイルではなく、100均のマニキュアだ。でもきれいに塗っている。自分の見た目にかけるお金はないが、かける時間と手間はある。川西の介護職はリップすら塗っていなかった。この女は金がなくても自分を飾ろうとしている。その差は年齢だけでは説明できない。性格の違いだ。
ハイボールを頼んだ。彼女も同じものを頼んだ。「同じのでいいですー」。こういうところが若い。合わせにくるのではなく、何でもいいから同じでいい。注文に対するこだわりがない。飲食で働いているくせに食へのこだわりが薄いのは、毎日まかないを食べている人間の特徴だ。「美味しいもの」を選ぶ習慣がない。出されたものを食べる生活だ。
3杯目のハイボールで出てきた「大学中退の本当の理由」
最初の2杯は軽い話をした。バイトの話、猫を飼いたい話、最近見たNetflixの話。彼女はよく笑う。声を出して笑う。宝塚の女は微笑むだけだった。三田の教師は声を抑えて笑った。この女は居酒屋に響く声で笑う。周りの席の客が振り向くくらいの音量だ。
3杯目のハイボールを飲んでいる時、大学を中退した話になった。「なんで辞めたの?」と聞いた。彼女は少し間をおいてから「人間関係がしんどくなって」と答えた。友達ゼミで孤立した。グループワークについていけなかった。朝起きられなくなった。大学に行けなくなった。2年の後期で退学した。「もう4年前のことだけど、いまだに友達の卒業式の写真がSNSに上がるとへこむ」と言った。
この話を聞いた時、彼女のプロフの意味がわかった。「暇すぎて死にそう」は冗談ではない。同年代との関係が切れている。大学の友達はいない。バイト先の人間関係は浅い。実家とは疎遠。彼氏もいない。26歳で社会との接点が「飲食店のバイト」しかない。暇な休日に1人でワンルームにいると、自分の人生のことを考えてしまう。それが怖くて出会い系に来た。川西の介護職は「1人の時間が怖い」と書いていた。この女は「暇すぎて死にそう」と書いた。言い方は全然違うが、根っこは同じだ。
2回目のデートは須磨浦公園の夜景を見に行った
- 2回目は彼女の方から「ドライブしたい」と言ってきた
- 須磨浦公園の駐車場から見た夜の海
- 車の助手席で縮まった距離
2回目は彼女の方から「ドライブしたい」と言ってきた
1回目の居酒屋から3日後。LINEで「次いつ会えますかー?」と来た。彼女からの誘いだ。「車出そうか」と言ったら「ドライブしたい! 夜の海見たい!」とテンション高く返してきた。
彼女は車を持っていない。免許は持っているが、車を維持する金がない。飲食のバイトは自転車で通っている。車に乗ること自体が非日常だ。20代のフリーターにとって「車を出してくれる男」は、それだけで価値がある。金のかかるデートをしなくても、車で海を見に行くだけで十分なイベントになる。
彼女のバイト終わりの夜10時に須磨駅で拾った。助手席に乗り込んできた彼女は、前回と同じようにキャミソールにショートパンツだった。「どこ行きますかー?」と聞いてきた。須磨浦公園に行こうと提案した。須磨浦公園は須磨の西端にある。山陽電車の須磨浦公園駅のすぐ上。展望台があるが、夜は閉まっている。でも駐車場からでも海が見える。須磨海岸から明石海峡大橋の夜景が一望できるスポットだ。
須磨浦公園の駐車場から見た夜の海
10分ほどで須磨浦公園の駐車場に着いた。夜の10時過ぎ。他に車は2台しかいなかった。エンジンを切ると、波の音が聞こえた。目の前に夜の海が広がっている。明石海峡大橋がライトアップされて、水面に光が反射していた。
「やばい、きれい」と彼女が言った。スマホを取り出して写真を撮り始めた。3枚撮って「全然映んない笑」と笑った。夜景はスマホのカメラでは捉えきれない。でも撮ろうとする。この「とりあえず撮る」行動が26歳だ。宝塚の44歳は夜景を見ても写真は撮らなかった。伊丹の31歳は「きれいですね」と言っただけ。この女はスマホで撮って、きっとSNSに上げるのだろう。誰かに自分の体験を見せたい。孤独な女ほど、SNSで繋がりを求める。
コンビニで買ってきた缶コーヒーを2人で飲んだ。彼女は微糖を選んだ。「居酒屋でバイトしてるのに、仕事終わりでもお酒飲むの?」と聞いたら「飲むのは好きなんですよ。作るのが仕事なだけで笑」と返してきた。フリーターの飲酒率は高い。仕事のストレスを酒で流す習慣が、20代から身についている。でも1人では飲まない。誰かと飲みたい。「誰か」がいないから出会い系に来ている。
車の助手席で縮まった距離
缶チューハイを半分くらい飲んだところで、彼女が助手席からこちらを見た。「ねえ、聞いていい?」と言った。「どうぞ」と返した。「なんで私にメッセージくれたん? 25歳も下やのに」。
正直に答えた。「年上好きって書いてあったから。あと、暇すぎて死にそう、ってプロフが面白かったから」。彼女は「あー、あれ笑」と照れた。「あのプロフ、友達に書いてもらったんですよ。自分じゃ何書いていいかわからんくて」。プロフを友達に書いてもらう。この距離感が20代だ。出会い系のプロフすら1人で完結できない。でもそれが逆に、自然体で可愛い文面になっていた。
「25歳差って気にならへん?」と彼女が聞いてきた。「気にはなったけど、会ったら普通に話せたから別にいい」と答えた。彼女は「よかった」と言った。安心した顔だった。年齢差を気にしているのは僕よりも彼女の方だった。50代の男がわざわざ26歳のフリーターに会いに来ることが、信じられなかったらしい。「フリーターとか、引かんかった?」とも聞いてきた。「全然」と答えた。彼女はまた「よかった」と言った。2回目の「よかった」だ。自分が受け入れられているかどうかを、何度も確認する女だ。大学中退以降、自分を受け入れてもらう経験が少なかったのだろう。
須磨浦公園の駐車場から海沿いを走った車の中で起きたこと
- 「帰りたくないな」の後に彼女から肩に頭を乗せてきた
- 塩屋の海沿いの駐車場に車を停めた
- 26歳のフリーターが50代の男の前で見せた素顔
「帰りたくないな」の後に彼女から肩に頭を乗せてきた
須磨浦公園の駐車場で1時間ほど話していた。缶チューハイを2本ずつ飲んだ。海を見ながら、取り留めのない話をした。彼女のバイト先の常連客の話。僕の会社の上司の話。お互いの日常を交換する時間だった。
話が途切れた瞬間があった。波の音だけが聞こえている。彼女が「……今日、帰りたくないな」と言った。川西の女も同じ言葉を使った。でもトーンが違う。川西の女は1人の部屋に帰るのが怖かった。この女は、この時間が終わるのが惜しい。怖さと惜しさは似ているようで違う。彼女はセンターコンソールを越えて、僕の肩に頭を乗せてきた。金髪のボブが僕の肩に触れた。シャンプーの匂い。バニラ系の甘い匂いだ。20代の女の匂い。
「このまま、もうちょっとドライブしたい」と彼女が言った。エンジンをかけた。須磨浦公園を出て、国道2号線を西に走った。塩屋の方向だ。夜の海沿いの道は空いている。対向車のヘッドライトが時々光る以外は、暗い海が左側に広がっている。彼女は助手席で窓を少し開けて、海風を浴びていた。
塩屋の海沿いの駐車場に車を停めた
塩屋の手前に小さな駐車スペースがある。海岸沿いの路肩が広くなっている場所だ。車を停めた。夜の11時半。周囲に人気はない。波の音だけが聞こえている。
彼女が体を起こして、こちらを向いた。目が合った。暗い車内で、街灯の薄い光だけが彼女の顔を照らしている。金髪の毛先が頬にかかっている。「ねえ」と言った。「ん?」。「キスしてもいい?」。
彼女から聞いてきた。川西の介護職も宝塚の専業主婦も伊丹の保育士も三田の教師も、キスは僕からだった。この女は自分から「キスしてもいい?」と聞く。その率直さが26歳だ。回りくどい駆け引きがない。したいから聞く。「いいよ」と答えた。彼女がシートベルトを外して、身を乗り出してきた。唇が触れた。柔らかかった。缶チューハイのレモンの味がした。
キスが深くなった。彼女の舌が入ってきた。積極的だ。手が僕の首の後ろに回った。指が髪に入り込む。キスの仕方に経験がある。1年半前の彼氏との記憶で動いている。でもそれだけじゃない。「したい」という欲求がストレートに体に出ている。駆け引きのないキス。じゅるっと唾液の音がした。息継ぎの隙間に「……もっと触って」と彼女が言った。自分から求めている。これが26歳の飲食フリーターの距離感だ。3回会ってからベッドに誘う40代の主婦とは、ステップが全く違う。
26歳のフリーターが50代の男の前で見せた素顔
僕も彼女の体に手を伸ばした。キャミソールの上から背中を撫でた。華奢な体だ。肩甲骨が手のひらに当たる。キャミソールの裾から手を入れた。素肌は滑らかだった。若い。当たり前だが、39歳の教師とも44歳の専業主婦とも、肌の質感が全然違う。指先が脇腹を滑った時、彼女がくすっと笑った。「くすぐったい」。笑いながらキスを続けている。
ブラの上から胸に触れた。彼女の息が変わった。笑いが止まった。「……ん」。小さな声。手を背中に回してホックを外した。キャミソールの下で、ブラが緩んだ。直接触れた。小ぶりだが形がきれいだった。指先で乳首に触れた。「あ……」。反応が素直だ。感じているのを隠さない。親指と人差し指で軽くつまんだ。「んっ……それ、好き……」。自分が何を「好き」か、はっきり言える女だ。伊丹の保育士は声を出すのも恥ずかしかった。宝塚の女は品のある言葉で包んだ。この女は「それ好き」と言い切る。このストレートさが、年下フリーターの魅力だった。
彼女の手が僕の太ももに来た。そのまま上に移動して、股間に触れた。ジーンズ越しに握った。「硬い」と小さく笑った。ボタンを外して、ジッパーを下ろした。手を入れてきた。握り方に遠慮がなかった。川西の介護職はおずおずと触った。伊丹の保育士は握り方がわからなかった。この女は迷いなく握って、すぐに動かし始めた。上下のリズムが安定している。慣れている手つきだ。「気持ちいい?」と聞いてきた。三田の教師と同じ質問だが、声のトーンが違う。教師は確認だった。この女は煽りだ。気持ちいいと言ってほしくて聞いている。
「気持ちいいよ」と答えたら、彼女はにっと笑って、顔を下げた。「じゃあ、もっと気持ちいいことしてあげる」。体を屈めて口に含んだ。じゅぷ、じゅぷと音がした。リズムがある。舌を使っている。先端を舐めてから深く咥える。顔を上げずに、上目遣いで僕を見た。暗い車内で、彼女の目だけが光っている。「どう?」。口を離して聞いてきた。唾液が糸を引いている。また咥えた。ずぶっと深い。喉の奥まで入れている。「んぐ……」。少しむせた。でも止めなかった。
僕も彼女に触った。ショートパンツのボタンを外した。彼女が腰を浮かせて、自分でパンツをずらした。ここも自発的だ。待たない女だ。太ももの内側に手を滑らせた。ショーツの上から触れた。既に湿っている。ショーツをずらして指を入れた。「あっ……」。声が大きい。車の窓が少し開いている。波の音に混じって、彼女の声が漏れている。指を動かした。ぐちゅ、ぐちゅと音がする。「あ、そこ……そこがいい……」。自分の気持ちいいポイントを、言葉で伝えてくる。これまでの女は全員、黙って受けていた。この女は自分で指示を出す。「もう少し上……そう、そこ……」。
シートを倒した。彼女が僕の上に跨った。車の中は狭い。天井に頭がつきそうだ。でも彼女は構わなかった。自分でショーツを完全に脱いだ。僕のものを手で持って、自分で入れた。ずぶっと沈み込んだ。「あっ……!」。声が裏返った。そのまま腰を動かし始めた。前後に、円を描くように。ぐちゅ、ぱちゅと水音がリズムを刻む。「あ、あ、やば……気持ちいい……」。言葉と声が止まらない。教師は声を出すのに許可がいった。介護職は声を出すことに驚いていた。この女は勝手に声を出す。体が感じていることを、そのまま口にする。フィルターがない。
彼女の動きが速くなった。僕の肩を掴んでいる手に力が入る。セルフネイルの爪が食い込む。「あっ、あっ、だめ、イく……!」。体が痙攣した。僕の上で震えている。動きが止まった。額を僕の肩に押し付けて、荒い息を吐いている。
しばらくして顔を上げた。「……もう1回していい?」と聞いてきた。宝塚の女は「もう1回……お願いします」だった。三田の教師は「もう1回、したい」だった。この女は「していい?」だ。許可を求めている。でもその許可は礼儀ではない。もう1回する気満々で、一応聞いているだけだ。「いいよ」と言う前に、もう腰が動き始めていた。
2回目は長かった。彼女がリズムを変えながら、自分の気持ちいい角度を探している。「あ……ここ……ここがいい……」。自分で見つけて、自分で腰を動かす。僕は下から支えているだけだ。彼女が主導権を握っている。26歳のフリーターが50代の男の上で、自分の快楽を自分で作っている。ぐちゅ、ぐちゅと音が激しくなった。「あっ、あっ、あああっ……!」。2回目の波が来た。今度は声を我慢しなかった。車の中に、波の音と彼女の声だけが響いていた。
終わった後、彼女は助手席に戻って、窓から海を見ていた。汗ばんだ額に夜風が当たっている。「……こんな展開ある?笑」と言った。自分でも驚いているらしい。「嫌だった?」と聞いたら「全然。むしろ自分からしたし笑」と返してきた。深刻さがない。重くならない。これがこの女の最大の長所だった。
20代フリーターと出会うために50代男が知っておくべきこと
- フリーターの女は「否定しない男」に弱い
- 年齢差17歳は車と時間が武器になる
- PCMAXで須磨・長田・兵庫の夜型フリーターを探すコツ
フリーターの女は「否定しない男」に弱い
26歳のフリーターと出会って気づいたのは、この手の女が最も恐れているのは「否定」だということだ。大学を中退した。定職についていない。同年代から遅れている。親とも疎遠。この自己否定を、外部から追い討ちされることを、彼女は常に警戒している。
僕がやったのは「否定しない」ことだけだ。フリーターであることを聞いても「大変だな」とは言ったが「ちゃんとした仕事に就いた方がいい」とは言わなかった。大学中退の話を聞いても「もったいない」とは言わなかった。同年代の男なら言ってしまうだろう。「なんで辞めたの? もったいない」。この「もったいない」が、彼女にとっては最も聞きたくない言葉だ。50代のバツイチ男は、人生が思い通りにいかないことを知っている。だから否定しない。その「否定しなさ」が、年下フリーターには最大の安心感になる。
川西のDV離婚の女には「普通であること」が刺さった。三田の教師には「先生として扱わないこと」が刺さった。須磨のフリーターには「否定しないこと」が刺さった。女によって必要な態度は全く違う。でも共通しているのは、「この男は安全だ」と思わせることだ。安全の中身が、女の数だけ違うだけだ。
年齢差17歳は車と時間が武器になる
50代と26歳。17歳差の壁は、見た目や話題では超えにくい。でも「車」と「時間」で超えられる。20代のフリーターは車を持っていない。車に乗せてもらうだけで、行動範囲が一気に広がる。須磨浦公園の夜景も、塩屋の海沿いのドライブも、車がなければできない体験だ。
時間も同じだ。20代のフリーターは時間はあるが、その時間を使う相手がいない。40代の会社員は忙しいが、調整すれば夜の時間を作れる。彼女の空いている夜に、車で迎えに行く。これだけで「この人は自分のために時間を使ってくれる」というメッセージになる。金をかけなくても、時間と行動で示せる。
ただし注意点がある。20代のフリーターに対して「パパ活」的な関係を匂わせると一発で終わる。金で釣ろうとしていると思われたら、信頼が崩壊する。彼女たちは金がないが、金で動く女ではない。金がなくても自分の意思で動ける女だ。だからこそ、対等に扱う。年齢差を「自分が上」ではなく「たまたま先に生まれただけ」と考える。その姿勢があれば、17歳差は壁にならない。
PCMAXで須磨・長田・兵庫の夜型フリーターを探すコツ
須磨で出会えたことで、神戸市内の西側エリアにも改めて目が向いた。長田区は須磨の東隣。兵庫区はさらに東。どちらも下町の空気がある。家賃が安く、若い1人暮らしの女が住みやすいエリアだ。
PCMAXで夜型フリーターを探す時のコツは、検索時間を深夜0時以降にすることだ。須磨の女は深夜1時に返信してきた。長田や兵庫も同じ傾向がある。飲食店が閉まるのが22時から23時。帰宅して一息ついた深夜0時以降が、フリーターのゴールデンタイムだ。この時間帯にログインしている女を探せ。
もう一つ。須磨・長田・兵庫エリアの若い女は、プロフの写真を載せている確率が高い。三田のニュータウン主婦は身バレを恐れて写真なしだった。須磨のフリーターは逆だ。写真を載せないとメッセージが来ない。自分を見てほしい。SNSに自撮りを上げるのと同じ感覚で、出会い系にも写真を出している。写真がある分、見た目の判断がしやすい。効率よく探すなら、このエリアは穴場だ。
まとめ:須磨の20代フリーターはPCMAXで出会える
PCMAXで須磨の26歳飲食店フリーターと出会った体験を書いてきた。最後に要点をまとめておく。
須磨の女は、これまでの女とは全く違う生き物だった。17歳年下。フリーター。金髪ボブ。100均のネイル。見た目だけなら自分の世界に来ないタイプだ。でも話してみたら、大学中退のコンプレックスと、1人暮らしの寂しさを抱えた普通の26歳だった。居酒屋で笑い、須磨浦公園の夜景をスマホで撮って、車の中で「キスしてもいい?」と聞いてきた。そのストレートさが、50代の男には新鮮だった。
塩屋の海沿いで、波の音をBGMに26歳の体温を感じた夜は忘れない。重くならない。引きずらない。「こんな展開ある?笑」と笑っていたあの軽さが、この女の生き方そのものだった。
PCMAXの検索画面で「須磨区」を入れてみてほしい。深夜のワンルームから、缶チューハイ片手にスマホを見ている女がいるかもしれない。
- 須磨は地元すぎて見落としていた灯台下暗しのエリア
- 20代フリーターは深夜0時以降が検索のゴールデンタイム
- 「年上好き」と書く女は同年代に否定された経験がある
- フリーターを否定しない態度が最大の安心感になる
- 車があれば金をかけずにデートの選択肢が広がる
- 須磨浦公園の夜景は夜デートの鉄板スポット
- 20代の女は駆け引きなしのストレートさが魅力
- パパ活的な匂わせは信頼崩壊の原因になる
- 長田・兵庫区も合わせて深夜に検索すると穴場が見つかる
- 17歳差の壁は車と時間と対等な態度で超えられる
